夜の街に思うこと 〜 そんなにイジメないであげて
30歳前半に本格的に夜の街にデビューしました。
博多の中洲で修行させていただきました。
大変お世話になりました。
たまにしか行けませんが、引き続きよろしくお願いします。
気楽な話ではありませんね。
最近は、「大丈夫?」という定期連絡も
お互いに辛くなってきました。
大丈夫なわけがないですもん。
1.接待を伴う飲食店とは
身近な若者に聞いたり、ネットなどを見ていると、
「行ったことがないので」という声が。マジか。
真面目に書くと、風営法に基づいて、
「接待」つまりお客様をおもてなし、気持ちよく飲食
して頂くことでお金を頂くサービス業です。
法律上は1号から5号まで区分けがあります。
昨今のやり玉にあがっているのが、
1号に該当する、クラブ、キャバクラ、スナック、ホストクラブの類。
クラブ(踊らない方)、ホストクラブについては
行ったことがない人にとっては、テレビや映画の
イメージが強いのでしょう。
座っただけで数万円とか、ドンペリ入りました〜みたいな。
そんなのは、ほんのひとかけらなのにね。
大半は、スナックで5千円から1万円、
キャバクラではその倍額くらいの予算感でしょうか。
2.なぜ行くのか 〜 私の場合
①おもてなしのプロだから
②自分へのご褒美だから
③異人との交流、出会いがあるから
④生涯を通じた友達だから
①から④の順番に付け足されてきたような気がします。
お付き合いする店や女性、知り合いも増えていきます。
この項目は書き出すときりがないのでまた機会があれば。
3.無くてよい存在なのか、自粛すべきなのか
彼女達、彼達にも生活があります。
一夜で何百万円も稼ぐなんて、虚構の世界です。
昼間の仕事だけでは生活できないから、
というのが現実なんですね。
可哀想に、悪役にされてしまったのでしょう。
感染対策をしていれば、ほかの飲食店と変わらないのに。
政府や自治体も壊滅させたい訳ではないですね。
実際、不景気対策の折には、社用族の接待交際費を
使いやすいように誘導しますから。
4.まとめ
飲食店を含めた夜の街関連には
気の毒と思うとともに、ガンバレのエールを送ります。
GoToにより、今後は旅行や出張が悪者になりそうです。
私は、飲食も旅行も、もちろん出張も
法治国家の日本では、制限をすることができないのが、
対策の出発点だと思っています。
感染拡大防止については、別の機会に書きますが、
夜の街関連イジメについては、沈静化して欲しいと思います。