50歳、整理整頓。行雲流水な生活をしたくて。

〜 リタイアに向けた帰り道記録 〜

モーリシャスのオイル流出事故について

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アフリカ東海岸、インド洋の島国モーリシャス
タンカーが座礁し、重油が流出する事故が起こってしまいました。

ラグーンに囲まれた美しい島国で
大量の重油流出による自然環境、生態系破壊の大問題です。
しかも、船会社が日本の会社のため日本ガーと問題になる?とか。

学生の頃からヨットに乗ってました。
その関係で、航海法や海難事故についても
一般の人より少しだけ詳しい、視点がユニークです。

船で起こる事故は船長の責任です。船乗りなら全員そう言います。
なぜ座礁したのかが知りたいのですが、海難審判を待つ必要がある。
中国を出発して、シンガポールからブラジルに向かっていたとのこと。
航路上は違和感はないのですが、なんでそんな小さな島に近づきすぎたのか。
寄港ではないだろうし、居眠りしてたか?
私の予想は荒天だったとの情報がありますので、公海上で操船不能になり
陸地に近づこうとしたのではないかと思いました。
船長として正しい判断です。乗組員20人も無事でした。
座礁後も10日ばかり船に居たようで、船を守る努力をしたように思えます。

いずれにせよ、事故は船長の責任。海難審判待ちです。
船や積荷やオイル除去の莫大なお金は保険の範疇です。
ここでようやく日本の船会社の出番でしょう。

考えてみてください。例のダイヤモンド・プリンセス号のこと。
イギリス船籍で、運行はアメリカの会社です。
コロナを連れてきて、沖縄に寄港し、横浜に来ました。
検疫や医療行為をしたのは日本ですよね。
イギリスやアメリカに責任取れとなりましたか?

国際貢献としてJICAの職員を派遣する措置は正しいです。
船会社が社員を出すのも当然です。
モーリシャス政府が、日本人を1000人くらい後片付けに
よこせといえば、行きましょう。ボランティアです。

蛇足です。PM2.5や黄砂を撒き散らしている国のひとに、
日本中の窓拭きを申し付けましょう。